片山大臣怒ってます。

元ネタは、椎川局長のブログ。
昨日の社会保障と税の一体改革に関する集中検討会議で、地方単独事業の財源確保についてかなりの議論があったが、とりあえずたたき台として政治の場、地方との協議の場で引き続き議論していくことになった。この先はいばらの道か、、、
http://twitter.com/#!/shiikawas/status/76418270474936321

で、集中会議の議事録はまだアップされていないが、片山総務大臣のメモ(http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/syakaihosyou/syutyukento/dai10/katayama.pdf)。

曰く。「年金を除く社会保障の大部分を地方自治体が担っているにもかかわらず、その自治体の意見を聴く機会がこれまでわずかしかない、しかも、その意見すらほとんど反映されていない」。
「国費が関与する事業以外の事業について、自治体の自由裁量で廃止しても政府は頓着しないといわんばかりの「改革案」はまったく当を得ていない」。
自治体が実施する社会保障施策に要する財源については、国庫補助事業及び単独事業の全体についてその実施が可能となるような配慮が必要である」。
そして、極めつけの最後の一言。
「(消費税導入の)経緯を無視して地方消費税までも福祉目的財源に特化することを自治体側が容認することは断じてない」。(強調は引用者)。

ホントにそう思う。
総務財務最終(?)決戦の予感。10年前の当時も片山大臣だったが(虎之助)、そのおりに結構外堀埋められている。でも落城はさせてはならない。

6/8追記
議事要旨(http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/syakaihosyou/syutyukento/dai10/gijiyoushi.pdf)をみると、全文17ページのうち、説明に5ページがあり、6ページ目から13ページの途中まで、片山大臣の「独演会」になっている。すげー会議だったんだと思う。