何度言ったら

現在の消費税は、国税としての消費税(税率は4%)と、その税額の1/4である地方消費税からなる。
来年4月からは、国税としての消費税(税率は6・3%)と、その税額の17/63である地方消費税からなる。
そのつぎは、国税としての消費税(税率は7・8%)と、その税額の22/78である地方消費税からなる。


政府広報http://www.gov-online.go.jp/tokusyu/201208/naniga/zosyubun.html)の記載では次のようになっています。
「(10%になったあかつきには)その増収分は全額、社会保障の財源になります。そのうち1%分である2.7兆円程度は、子ども・子育て支援の充実をはじめとする「社会保障の充実」のための財源とします。」


地方自治体の歳出方向を国が決めんな、という原理論的批判はおいておいても、いくつかの疑問がある。

子育て支援政策の主役は市町村だろうから、従来通り地方消費税の増加分の1/2が交付金として回ってきても、これは「増収分」と言うのかな?
まあ、ざくっと書きましたというのならそれでもいい。のこりの交付税措置の部分は「増収分」って言えるのかな。
そして、不交付団体はどうなるんよ。