三笠市
今日のエントリもまた「本業」。
夕張市の財政破綻問題を調べていて、隣接する三笠市が気になった。
さいきんの人口(国勢調査)で、夕張市と三笠市を比較してみると
夕張市 三笠市
1995年 17,116 15,116(人)
2000年 14,791 13,561
2005年 13,001 11,927
と、人口減少に見舞われている。
財政指標をみると、2001年以降実質収支比率1.0未満、経常収支比率100超と夕張市と同じような状況が続いている。
ところが、人口減少にともない地方交付税減少の影響もあるが、人口1人あたり歳入総額は、夕張市ほどがた減りしていない。まあ、夕張市のグラフのような(6/22アップ)乱高下は、諸収入がその原因でもあるが、国庫支出金、地方交付税の激しい減少もその一因である。
2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年
夕張市 135 119 122 142 83 182 75(千円)
三笠市 92 80 83 80 82 91 80
なぜに三笠市ではこのような「安定」的な財政運営をしていたのか、興味がわく。