re:原課のために親身になれ。頼りにされろ

敬愛するkei-zuさま(http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20100609)から、kei-zuさまの先輩の方の名言。

私の場合、原課というのはちと違うのだけれど、「親身になれ。頼りにされろ」を一時期曲解していて、かわりにやっといてあげる、状態だったことがあります。
もともと、私は詰めるのが大好きで(電車などで、「ちょっと空いてる席、詰めてよ」の感覚。将棋で王様を詰めるのとちょっと違う)、相談されてもいないのに、「そこ、こんなこと考えてみたほうがいいんとちがう」「こんなケースもあるよね」とでしゃばっていたところ、一部しか理解してもらえずエンストばかりおこすのを見かねて、代筆・代行稼業に身を染めていきました。
自分では全体の事故も減ったし、順調に流れていくようになったと自画自賛したし、相談をもちかけられたり、頼りにされることも多くなりました。

あるとき、ものの本で「エンパワーメント」という概念を学び、こんなことを続けていては、組織全体の力にならないし、個々人の問題解決力向上にも繋がらないし、と、代筆・代行業をやめることにしました(元のでしゃばり詰めに戻る)。

今では、一部の人には頼りにされていますが(Gさんに相談もちかけると、解決の道筋が見えてきたように思うんだよね)、多くの人には、Gさんは冷たい、相談もちかけても全然違う方向のアドバイスしかもらえない、ひどいのはGさんの言うとおりにやったからエンストおこしちゃった、とか言われるようになりました。でもいいんです。頼りにしてくれる人が、わずかでもいてくれれば。

久しぶりの更新は、ちょっとプライベートモードで。