常用漢字

いつもあそばせていただいている洋々亭フォーラムで、正確を期さなければならない選挙案件にもかからわず、記憶で書いてしまいました。そこであらためてお勉強。

そのうち、常用漢字表は、国語審議会が2010年6月7日に答申した改定常用漢字表
http://www.bunka.go.jp/oshirase_other/2010/kaitei_jyoyokanji_nyusyu.html
にかわるみたい(っていつよ)。「俺」とか「鬱」とかが入り、「勺」や「匁」などが削除されたんでしたよね。個人的には、銑鉄の「銑」とか、紡錘の「錘」が「一般には使われなくなった」という理由に、一抹の寂しさが。ものづくり日本はどこに行く。平沼銑次さんももう昔なのよね(泣)。

さて、件の、「廣」も「広」の旧字体であることを確認。「齋藤」の「齋」は「斎」の旧字体」。一方「齊」と「斉」は、「齋」と「斎」とは異なる字であることも確認しました。
反則法制さま(http://gan.bne.jp:8080/BLOG/archives/2010_4_26_295.html)の、「ください」と「下さい」の違いもあらためて確認。もっとも、「公文書の書き方」というマニュアルが根拠ではなく、もともと(マニュアルのもとになる)常用漢字の読みにある「下(くだ)さる」の意味が「もらう」の謙譲語だからですね。