議論すること

岡本校長が、朝日新聞をひいて議論することを説いている(http://homepage3.nifty.com/zenshow/ このurlはトップページなので日が経つと、http://homepage3.nifty.com/zenshow/hp/mokuji/saikinnnokiji.htmlに移動します。タイトルは「書き取る授業と考える授業」)。
自治大学校でも、「一方的な講義でなく、演習や対話型の授業を増やしています。(略)自治大では、同僚と議論することで考え、また刺激を受けるのです。知識を学ぶのではなく、自ら考え解決する方策を学ぶのです。」のだそうだ。
方法論として学ぶのはよいのだが、自治体でこれをやろうとすると、実は、公務員の多くは、同じ方向を向いていてあまり異質ではない(「飛び出せ」とかの方々とかはいるが。)。むしろ、ワークショップその他の場での住民との話し合いが刺激になる。この場合、「説明会」では方向性が定まっているのであまり面白くはないし、追及されたらつい自分の考えとは違っても既定の方針で逃げるわけで。
異質な議論者をまとめるために(意見をまとめちゃだめよ)ファシリテーターという役回りがあるし、「通訳」という住民と行政との橋渡し(役所の業界用語じゃわからないし、逆に住民活動の用語も、公民館職員以外にはほとんど通じない)という役割も必要だ。司会とは違うのよね。
この数年遊ばせていただいている業界の某巨大掲示板では、そのような役割をはたす練習をさせていただいています。